函館、渡島・桧山を中心に一般消費者(DIY)及び土木業者様
へ工場価格にて木材(製材・丸太)を販売しています。
 

                                                                                                                                   
 

 

 

 

 

 

  

            

        丸太こぼれ話 あゝ勘違い 
        



    

     間伐材を使用する工事で代表的な工事は、丸太柵工、丸太筋工などがあります。

      丸太柵工を例にとって見ると、この工事の歩掛の内訳は丸太代金が37%、 人件費が

      62%を占めています。丸太柵工における収益は、丸太の価格の変動もありますが、

      得に作業能率にかかっています。丸太の品質が悪ければ、作業能率は悪くなり、

      歩掛の62%をしめる人件費は増加して、収益は悪化します。したがって品質の良い

      丸太を使用する事は、大事な事なのです。

      品質の良い丸太とは、太さが均一である。


            曲がりがない。

            節が高くない

            長さが正確である。

      以上の様な丸太を使用することをおすすめ致します。


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     丸太は一般的には角材や板材に製材されます。土木施設に木材を利用する方法には、

     丸太のまま利用する場合や、丸太を様々な形に加工して使用するケースがあります。

           (丸太の加工区分) 

    これらの加工方法を利用して各種土木用製材品  が作られていますが、

    ガーデニングや建物にも応用が可能です。
                        

                         




 自然志向の店舗などのディスプレイとして、カラマツ丸太の使用がおすすめです。ディスプレイ用丸太加工

長さ、太さ、表面の仕上げなど、各種製作が可能です。 参考;究極の外装材

また、丸太の風合いが残る木製ベンチも製作しております。


(例) フリー製材  究極の外装材  木製ベンチ                             


                        


ホームセンターや木材販売店で扱っている木材は、えぞ松,トド松がほとんどです。

カラ松は、狂いやすい欠点があり、梱包材やパレット材、土木用などに利用されています。

しかし、最近は集成材に加工され、建築にも利用されています。

 カラ松は、回旋木理といって、年齢が若いころは、ねじれながら成長していくため

狂いやすいと言われておりました。しかし、50年生位に成長して来ますと、経験上、ほとん

どねじれを感じさせませんし、回旋木理は止まると思われます。この為、、ムクのカラ松で

住宅を建てる人が出てきました。カラ松は、大径木になって来ますと、、木目が非常にきれ

いで内装材の利用など、今後が非常に楽しみです。また、、他の木材に比べて、強度があり、

腐朽しにくい材料です。この特徴を生かし、自らの手で小屋、物置などを建てたり、

ウッドデッキなどに使用する事をお勧めいたします。



 




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建物を建てる場合、まず、基礎をどうするかを考えます。通常は布基礎です。

予算によっては独立基礎(束石等)で建てます。

 今回紹介する木材は、基礎は不要で直接柱を立てる掘っ立て小屋柱です。

土に埋まる部分だけを丸太にして残りは柱に製材してあります。最低でも10年以上の

耐朽性があります。この掘っ立て小屋柱の利点は、、安くて簡単だけではなくて根の部分

が腐ったとしても、新たな柱を埋めてボルトで止めれば、また、使用できるのです。また、

土地と柱が一体になっていますので地震にも強いのです。

たかが掘っ立て柱、されど掘っ立て柱なのです。当然、カラマツ材をお勧めいたします。

内装、外装を安くしたければ究極の外装材をお勧めいたします。

土木用材として利用されるタイコ材を利用してログハウスを造る事が出来ます。
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 最近になって、木の校舎が増えてきていますが、これは木材が感覚的なものだけで

使用されている訳ではなく、科学的な根拠に基づいて使用されています。

木の校舎とコンクリートの校舎では、木の校舎の方がケガをする子供が少なく、眠気や、

だるさを訴える子供が少ないのです。

先生においては、疲れや気力の減退、ストレスの感じ方がコンクリートの校舎より少ない

という実験のデータがあります。この事はマウス実験でも証明されています。

 その他、木材の特徴としては、湿度の調節、アトピーやぜんそくの原因となるダニや

カビの減少、紫外線を吸収して目にやさしい、音を吸収して音を美しく響かせる(コンサートホール)、

木の香りから発散される成分(フィットンチッド)がすがすがしさを与えててくれます。

 住宅の内装材に木材を使用する場合、価格が高いといって敬遠されている方がおりますが、

一部屋だけでも内装材に木材を使用することをお勧めいたします。

 特に、子供部屋に使用していただき木材の良さを実感してほしいと思います。

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 自分で丸太を持っていて賃挽きしてほしい方は、当社にお任せください。

ご要望通りに加工いたします。 神社、仏閣、など賃挽き実績があります。

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 土地の境界線などを囲む場合、予算や目的に応じて様々な材料があります。

支柱は皮むき丸太が主流ですが、次の3つの組み合わせがあります。

皮むき丸太 + 製材

皮むき丸太 + 究極の外装材(背板)

皮むき丸太 + 耳つき製材

これらは価格の違いだけではなく、景観が違いますので使い分けるとおもしろいです。

特に、耳つき製材は、その形状や木目を楽しむ事が出来ます。

また、木材保護塗料を薄く塗れば更に効果的に木目を際立たせる事が出来ます。

皮むき丸太を角材に変える事もできます
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丸太こぼれ話
 
 丸太から無節の材料を取って下さいといわれる事があります。どんなに良い丸太でも

無節の木材が取れるのは、多くても丸太の半分程度なのです。

丸太が生息している場所や環境にもよりますが、大径材の場合、本当に素性が良いの

は、良くても丸太半分程度なのです。

経験的な話ですが伐採時期、樹種、丸太の大きさが同じ場合、軽い木は素性がよく、

重い木は品質が悪い傾向にあります。これは、生育条件の悪さが関係していると思います。

得にアテの強い木はやたら重いのです。

あて材について

原木を製材する場合、まっすぐにならず、勝手に曲がる部材があります。

これを「アテ木」とか「アテがある」と言います。
                                      アテ
                                       (樹心が一方に偏って成長している
                 
この原因は、山で木が成長する時、急斜面や強風などの悪条件で育った為です。

木は山の斜面に対して垂直に伸びず太陽に向かって伸びます。そうすると山の下側(谷側)に

負担がかかり、その踏ん張った場所に圧縮がかかりアテになります。(針葉樹の場合)

その内部は応力が溜まっていて、製材したと時にビヨーンと曲がるのです。@

Aの赤い線は、樹心がずれている事がわかります。

            @                    A
           
丸太の割れについて
木材が収縮するのは水分の低下が原因ですが、この場合、長さ方向と半径方向(柾目面)と

接線方向(板目面)の3方向ではそれぞれ収縮率が異なります。生材〜全乾燥までの収縮率は、

長さ方向ではほとんど収縮しませんが、柾目面(外から丸太の樹心へ向う線)で約5%、板目面

(樹心を通らない線)で約10%と言われています。さらには表層と内部では水分率が違います。

このような事から、木材は伐採・加工・施工の過程でそれぞれの水分状況によって寸法が変化します。

特に丸太の場合は、表層と内部の水分量の違いが大きく、収縮率に大きな違いが出ますので

ひび割れが生じます。割れを軽減させるためには、背割りを入れる、芯を抜く、割れ止め材の

注入の方法があります。

                           

あゝ勘違い
@ 木造住宅は木材が手に入れば住宅が建てられると思ったり、建った様な気分になるも

のです。それは、住宅を形づくる物は木材であるため、木材が手に入れるとすぐに住宅が出来た

様な気分になります。

建設費用の内訳で見てみると、総建設費の木材(材料費)の占める割合は多く見積もっても

2割以下なのです。

 この事から内装材に木材を使用したり、部材を大きくしたりする事はこの比率から考えますと

ほんの少しの木材費用を出せるかの踏ん張りどころなのです。

A 建築基準法について

建物は構造計算によって部材の数や寸法が決められています。建築基準法をクリアーした

住宅は丈夫だと思われがちです。これは、裏を返せば国が認めているぎりぎりの強度でも

あるのです。

よく建設費を抑えるために材料の寸法をぎりぎりまで落とす人がいますが、作業費が同じなので

耐久性や強度を考えるともったいないと思うことがあります。 少しでも部材を大きくする事により

多くの安心が得られます。部材を大きくしている例は神社やお寺にあります。

これらの建築物は筋交いなどありませんから部材を大きく(柱,梁など)して強度を増しています。

誠に勝手な木材屋の理屈ですが、本当にそう思う事があります。

                           

     

    木材保護塗料は安い商品から高額の物まで様々あります。

    ここでの一番の違いはコストパホーマンスの違いです。

    この違いは2つあると思います。


    ・どのメーカーの塗料でも最初に塗装した場合それなりの色が出ます

     しかし問題はここからです。だんだん年数が経つにつれて色あせてきます

     価格の差がそのまま色あせスピード(耐久性)に表れます。


    ・木目の出方に違いがあります。

     同じような色でも木材を感じさせる塗料と、ただ色だけついているような感じが

     価格差で出てきます。

    住宅の外装に木材保護塗料を塗る場合、その時の見栄えだけで塗料を選択されますと

    2〜3年後にその差が表れると思います。これはあくまでも私が感じた事なので正しいとは

    言えませんが、コストパホーマンスを考えて選択されれば良いと思います。

    施工される方は業者さんにどんな塗料を使用するのか確認をされればベストだと思います。